厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」によると、糖尿病有病者と糖尿病予備群は、いずれも約1,000万人と推計されています。糖尿病はひとたび発症すると治癒することはなく、放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こし、末期には失明したり、透析治療が必要となることもあります。さらに、糖尿病は脳卒中、虚血性心疾患などの心血管疾患の発症・進展を促進することも知られています。今後も社会の高齢化にしたがって増大するものと考えられています。
現在の基本的な治療は、食事療法・運動療法ですが、病状や合併症の症状等によっては、インスリン製剤をはじめとする薬物療法がおこなわれることもあります。このように糖尿病疾患を持つ多くの患者様は日ごろから様々な制限を守り、怠らないように生活して行かなくてはならないのが現状です。
当院では糖尿病疾患の患者様に対し、再生医療の自由診療を行うことになりました。再生医療は今、医療業界において、最も注目されている分野であり、急速に進歩発展を続け世界中で新たな成果が日々取り上げられています。再生医療は細胞や組織を用いた治療方法で、今まで治療困難であった糖尿病疾患に対して新たな治療の道を開くものです。医学は日進月歩。幹細胞による再生医療は今後の医療業界の中心的存在なると確信しております。
糖尿病治療の新たな可能性を模索されておられる患者様はまずご相談ください。お時間をいただき、症状の聞き取り及び診断、患者様とご家族の方の治療の考え方、そして再生医療の治療方法についてしっかりお話しさせていただき、ご本人の意思で施術のご判断をしていただきます。
当院は糖尿病の患者様の病状の軽減と皆様の健やかな健康長寿生活のお役に立てるよう、再生医療治療の取り組みに精進していきたいと考えております。
医療法人社団 友志会
理事長
長 也寸志